【遺伝子検査】受けよう!猫の遺伝子検査をオススメする4つの理由

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アイキャッチ遺伝子検査をオススメする理由

遺伝性疾患とは、遺伝子の異常によって病気が発症してしまう病気のことを指します。

特に、遺伝子の異常を親が持っていて、それが子に伝わる(遺伝する)病気をいいます。

猫においても遺伝性疾患は多く報告されております。

メインクーンやラグドールの肥大型心筋症、ペルシャの多発性嚢胞腎、スコティッシュフォールドの遺伝性骨軟骨異形成症が代表的です。

これらの疾患は原因となる遺伝子が特定されております。

遺伝子検査ではこれを調べることによって、その猫が病気を発症する遺伝子を保有しているかを検査することができます。

この記事では、遺伝子検査をオススメする4つの理由を紹介します。

もりぞー先生

まだまだ日本では馴染みのない遺伝子検査!
ですが、これをキッカケにお家のネコちゃんの検査も一度受けてみてはいかがでしょうか?

この記事、こんな方にオススメ!

  • お家のネコちゃんに遺伝子検査が必要か迷われている方
  • 遺伝子検査の意味がイマイチつかめない方

猫の遺伝子検査に興味がわくと思います。是非、最後までご覧ください。

この記事を読んで分かること
  • お家のネコちゃんでも遺伝子検査が必要な理由
目次

通常の健康診断で分からない、”将来の病気のリスク”を知ることができる

健康診断と遺伝子検査の違い

お家のネコちゃんで検査を受けることで分かることは、”将来の病気のリスク”です。

多くの遺伝性疾患は健康で元気なうちには、症状や体の異常は全く見られないものが多いです。

つまり、その時に健康診断を受けたとしても異常を発見できないことが多いのです。

もりぞー先生

健康診断は、”病気に罹っていないか”、”健康でいるか”を確認するための検査ですね。
健康診断を受けたその日の健康を確認する検査になります。

しかし、遺伝子検査は健康な体の細胞から、異常な遺伝子を保有しているかを検出することができます。

健康なネコちゃんの体から、病気のキッカケとなるサインを拾うことができます。

もりぞー先生

遺伝子検査は”将来どうなる可能性があるのか”を確認する検査ですね。
お家のネコちゃんの未来に繋がります。

遺伝病に関する理解を深めておくことができる

遺伝子検査を受けることで遺伝病に関する理解が深まる

遺伝性疾患について予め知っておくことで、病気にかかる前に理解を深めておくことができます。

予め知っていると、知っていないとでは大きな差があります。

もりぞー先生

予め病気を知っておけば、分かることや対策できることがたくさんあります。
まさに”彼を知り己を知れば百戦して殆うからず(孫氏)”ですね。

初期症状が見える

遺伝子検査を受けることで病気の初期症状が見えるようになる

初期症状とは、病気に罹って最初に体に現れて見られる症状です。

もりぞー先生

病気の初期症状が分かると、普段から気を付けて様子を見るようになります。

例えば、肥大型心筋症であれば心不全の初期症状は呼吸が速くなるため、普段から呼吸をよく見ておくようになります。

遺伝性骨軟骨異形成であれば関節の痛みが初期症状として現れるので、歩き方の異常がないかをよく見ておくようになります。

これらの初期症状を、病気を発症し症状が見られ始めた時にお家ですぐに見つけられるか、見逃してしまうかは大きな違いに発展することもあります。

お家のネコちゃんをいつも見ている中で、ちょっとした変化やいつもと違う違和感を「気のせいかな?」にするのか「念のため動物病院に行こう」にするのか……は飼い主様の知識と意識によってことなります。

もりぞー先生

病気の第一発見者はいつも飼い主様です!

優秀な第一発見者になるためのヒントをくれる遺伝子検査は、他にはない検査ですね。

病気の早期診断・治療に繋がる

遺伝子検査を受けることで病気の早期診断・治療に繋がる

もし、病気に関連した遺伝子を保有していた場合、検診でそのネコちゃんの病気に備えることができます。

例えば、肥大型心筋症の遺伝子を保有していた場合には、病気になる前から動物病院での心臓の検診を小まめに受けることができます。

ほか、多発性嚢胞腎の遺伝子を保有していた場合には、腎臓に関連した超音波検査や血液検査、尿検査を重点的に受けておくことで病気に備えることができます。

このように、小まめな検診や重点的な検査を受けることで、病気の初期を早く発見し、早期治療に結びつけることができます。

もりぞー先生

病気になっても、長生きを目指すことはできます。
そのため、早期発見は大事ですよね!

病気にかかった時の対策や適切な飼育方法を前もって考えることができる

病気にかかった時の対策や適切な飼育方法を前もって考える

病気にかかるリスクを予めしっておくことでできることはもう一つあります。

それは、病気にかかった時の対策やより良い飼育方法を前もって考えておくことができることです。

周囲の人に相談したり、TwitterなどのSNSで情報を集めたり、動物病院と相談したり出来ます。

また、具体的な対策法としては

  • 足が痛くなった時のために、滑らないマットを敷いておいて歩きやすくしておく
  • 腎臓病の症状が出る前に、水飲み場やトイレを増やしてあげる
  • 呼吸が速くなった時のために、前もって在宅でのペット用酸素室に関する資料を集めて調べておくことや、酸素室を設置するための場所を確保しておく

など、様々なことを想定してお家のネコちゃんのために、今の飼育方法を見直すことができます。

もりぞー先生

お家のネコちゃんや自宅の構造に合わせた、適切なネコちゃんの環境づくりができますね。
ネコちゃんの幸せのために出来ることです。

子猫の遺伝性疾患の発生を減らすことができる

子猫の遺伝性疾患の発生を減らせる

これは、お家のネコちゃんに子供を産ませたい場合になります。

遺伝性疾患の遺伝子を保有しているネコちゃんを交配させないことで、これから生まれてくる新しいネコちゃんが遺伝性疾患に罹らないようにできます。

もりぞー先生

必要のない遺伝性疾患は増やさないようするということです。

お家のネコちゃんと一緒に過ごしていくために大切なことだと思います。

こういった遺伝性疾患を残していかないようにブリーディングすることは、未来のヒトとネコの生活をよりよくすることができる方法だと思っております。

安心と大切な時間を得ることができる

安心と大切な時間を得る

遺伝子を保有していなければ、多発性嚢胞腎や骨軟骨異形成症など特定の遺伝病はかかる可能性はないので安心して過ごすことができます。

それによって健康で元気にしている時間を大切にすることもできます。

もりぞー先生

分からないことからくる不安を、安心に変えることができます。

まとめ

もりぞー先生

猫の遺伝性疾患の遺伝子検査をオススメする理由について解説しました。
それではおさらいです。

猫の遺伝性疾患は近年徐々に認知されてきています。

特に海外では健康診断と同じくらい一般的に行われ、遺伝子検査は猫の健康を支える検査になっています。

今回の記事を読んでいただいて、少しネコの遺伝子検査に興味を持たれた方もいたのではないでしょうか?

国内で遺伝子検査を受けられる検査会社がいくつかあります。

オススメの検査サービスはPontelyです。

\オススメ! /

以下の記事でPontelyをオススメする理由を解説していますので、是非、ご覧ください。

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1頭でも多くのネコが遺伝子検査を受けることを願っております。

最後に今回の記事が少しでも飼い主様の疑問に解決し、どうぶつ達の健康に繋がれば幸いです。

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